横浜情報文化センターは、関東大震災後の横浜復興計画の一環として昭和4年4月に建てられた横浜商工奨励館の外観や内部(一部無料公開)を保存するかたちで、平成12年にオープン。日本新聞博物館(ニュースパーク)放送ライブラリーをメイン施設に、関内・山下地区のランドマークという位置付けがされているものの、対面の県庁本庁舎の偉容にかなわず、認知度は今イチ低い。奨励館時代の気風を大切にしているためか、はたまた日本で唯一の二大メディアによる運営公開施設のせいなのか、雰囲気は実におシャレだ。内容もかなり充実していて1日では遊びきれない。「遊び」といっても知的会話が弾むカップル向き。新聞配達シュミレーションは結構気合いが入る。
○みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩0分
○JR・横浜市営地下鉄「関内駅」から徒歩10分
 ※駅構内案内図で出口をよく確かめよう
新聞少年像の前で新聞少年
〒231-0023 横浜市中区日本大通11番地 TEL 045-664-3737

県庁から見た外観
大通り側出入口
正面ホール天井
情文プラザ
ちょっと一休み
正面ホール階段
目立つ輪転機
貴賓室
新聞配達人
読みだすときりがない
ロボット弁士
世相をジオラマで
イスも活字だ
飛行機の展示も
新聞配達に挑戦
企画展が特に充実
新聞つくり体験

食事・喫茶
 長い間奨励館が閉鎖されていても営業していた「アルテリーベ」は相変わらずの人気料理店。ドイツ料理ながらあえてウィーン料理を看板にする。天井の高い店内はリッチな雰囲気に包まれている。他に「ランチャンアベニュー」や2階には「カフェドゥラプレス」もある。博物館は半券で当日出入り自由だから気兼ねなく食事に行こう。
出入口
内  部
ランチ