驚くような広さと設備を誇る競輪場だ。なぜ、野外コンサートに利用されないのか。音響的に響きが増幅されるようだ
ここで入場券(指定席もある)を買う 次に予想屋さんの前を通る 入場ゲートにはきれいなお姉さんがいる
メインスタンドの建物が見えてきた ここが車券栗場だ。買い方がわからない 全席禁煙だから場外にいる人多し
レースがいつ始まって、いつ勝負をかけているのかさっぱりわからない こじまんりしたおみやげコーナー
出走表のようなメニュー やっぱり定番は「かつ重」 若者は「かつカレー」
レース場観客席の高いところから、さすがに外の景色を眺めたり、写真を撮っている物好きはいない
「金は天下のまわりもの」というものの、一向にまわってこないと自力で何とかしようと賭け事に入れ込んでしまうのは、人間の悲しい性だと思う。鶴見駅周辺をウォッチングしていると「無料送迎バス」の文字。どこへ送り込まれるのか知れないけれど乗り込んでみた。すると、着いたところは「花月園競輪場」だった。競馬もしたことがない身にとって、競輪もどんなシステムなのかわからない。若い頃にひととおり良いも悪いも教わったという年齢の人たちの集いの場という感じだ。賭け事も学校で教わらなければ、底辺は広がらない。今、ここへ遊びに来ている人たちが寝たきりになってしまえば、直に閉鎖される運命だ。株式も同じ、国債も同じ、生命保険だって、ハウステンボスだって、なんだってかんだって、学校で教わっていないもので、面倒くさそうなものには興味を示さないのが、今の若者。だから、20〜30代は見かけない。なくならないうちに競輪をぜひ見ておこう。