今、横浜駅は「みなとみらい21線」の開通に伴う、東急東横線の切替工事、南北自由通路の設置工事で、やたらに建設現場の音と電車の通過・発着音とが入り混じった雑多な状況になっている。どこがどうなるのかはお楽しみとして、とりあえず、朝の待ち合わせに迷わない場所はどこなのか探ってみた。ホームを南端まで行った連絡路は、相模鉄道・横浜市営地下鉄に通じていて、地上に出ると五番街というハマ慣れしている人しか判らない場所に出るので気を付けよう。また、ホームを北端まで行った場合には、出口はなく、京浜急行への連絡通路なのでもっと要注意だ。
西 口
横浜といえば「西口」をいう。これは長い間の浜っ子のお約束ごと。東西自由(中央)通路に立っていると、大まかな人の流れが西口に向いていることから判るはずだ。しかし、朝の待ち合わせには余り適していない。自由通路から階段(一部、エスカレーター)を昇ると、横浜駅のエントランスにしては狭い場所に出る。かなりの人が行き違うのでぶつからないように歩くのもコツがいる。まして、待合せ場所となると目印になるところは駅舎の外になるようだ。ちなみに朝の待合せに適当な喫茶店が西口地下街にはない。
大きなバスターミナルがある西口 自由通路の先に階段が見える 階段を昇るとエントランス、朝は暗い
地下街入口右の像が待合せの目印 左には交番や電話BOXがある 先の高島屋前は浜っ子の待合せ場所
エントランス左手に喫茶店あり 右手にはスターバックスもある コーヒーを持って2階席へ行く人多し
東 口
西口に足が向いてしまうジモティとは別に、ビジネスマン・ウーマン系に利用されるのが東口。わかりやすいのは、地下街へ入ろうとする手前の吹き抜けのあるエントランス右手。以前、観光案内所があった場所だ。人通りは多いものの、待合せで立っている人が少ないのがポイント。こだわり派は、いったん階段を昇って屋外へ出たサンルーフ前のタイルベンチらしい。東口がオススメのもうひとつの理由は、朝からオープンしている喫茶店の多いこと。地下街の階段(一部、エスカレーター)を降りて右手の「プロント」か「イタリアントマト」は位置も近く、値段も手頃なのがGOOD。
東口を中央郵便局側地上に出たところ 旧観光案内所前の広めのスペース 屋外のタイルベンチは春秋の季節にいい
手軽にパンも食べられるプロント すぐ隣のイタリアントマトも入りやすい
東西自由(中央)通路
南自由通路、北自由通路が完成すると、人の流れがどう変るのか楽しみだ。今はとりあえず、ぶつからないように歩くのは神ワザかもしれない。昼過ぎになると業界(ただし風俗)系のお兄さんがウロウロ立っているので、女性にとっては二重の難儀となっている。横浜駅不案内の人にとって、JR改札前にある「?」マークの観光案内所は、ある意味では目立つのため、待合せ場所のイチオシにしておこう。なお、南口改札横のコーヒーショップ「ドトール」は、その混雑度からいって、着席自体が運次第なとことがあり、待合せにはオススメできない。また、南口改札を入った、京浜東北線ホーム下の「ベックス」も時間帯次第では混雑するので次点としておく。
改札から至近の観光案内所 小さいので人だかりもこれで満員 ドトールはいつでも店外まで行列だ
JR南口改札。列車が着くと大混雑 南口改札を入って左手が京浜東北線だ ベックスも時間帯によっては混むぞ
京浜東北線は水色ラインが目印 黄緑ラインの横浜線は桜木町駅が終点