撮影ポイント 語らいポイント 落ち着ける旧館ホール
正面。ポスターが写真の邪魔。 焼け跡から甦った玉楠の木。 予算不足みえみえの常設展示。
2階は、関内の地図を床に表した常設展示室と特別展示室。
渡り廊下から海岸通り。 渡り廊下から玉楠の木。 新聞のバックナンバー充実の閲覧室。
関東大震災のあと、建て直された旧英国領事館。重厚なだけに扉を閉めるとかなり薄暗い。
旧館はホールのみ公開。特別に許可を得て見学してみると、設計の妙にいたって感心させられる。
使用人は3階住まい。丸窓は東洋人の部屋にあてたとか。アーチ型の窓はない。ヒマラヤ杉と同様に英国人の足跡を表すそうだ。
開港広場に面した通用口には面白い仕掛けがある。開くと隠れる出入口とはめ殺しのダミーの扉。建物内部は、迷路だ。
薩英戦争のモニュメント。日本人が何をする民族か決して忘れないための戒めだ。階段の造作にもその精神が現われている。
幕末、鎖国の扉を開くことになった日米和親条約が結ばれた由緒ある場所にある。もとは旧英国領事館が建っていた。昭和56(1981)年6月2日の開港記念日にオープン。開港にちなんで米・英・仏など5か国の大使が来賓としてセレモニーに参加。新館の設計は建築界の重鎮・浦辺鎮太郎氏。館内には、江戸時代から大正・昭和初期までの横浜に関する内外歴史資料20万点が所蔵・展示されている。閲覧室での情報提供は迅速かつ的確だ。