特徴的な外観を残して、増改築工事が進められている。オープンが楽しみだ。
幕末の横浜開港に伴い設置された神奈川運上所が前身。関東大震災で倒壊したために、昭和9年に再建された今の建物は3代目にあたる。建設当時、神奈川県庁舎が49mであるのに対し、高さ47mで設計されていることを知った税関長が「国が県に負けてはならん」と、塔の最上部にドーム型の尖塔を追加設計させ、高さ51mになったという逸話を持つ。そのおかげでモスク風のエキゾチックな外観とあいまって、クイーンの塔という愛称で親しまれている。小さいながらも資料室が結構面白い。