保土ケ谷ばかりでなく、横浜市内でも有名な松原商店街の縦軸がメインストリートなら、横軸は東海道五十三次の神奈川宿から保土ケ谷宿に抜ける旧東海道にあたる。
商店街を入ろうとする手前の斜めの道が東海道の追分道で、それが国道16号に出るところが宮田町の交差点だ。
喜多寿司はその角にある。
奥さんを亡くし、最近は体調を崩して、やっと復帰してきたという店主は、実に話し好きだ。
しゃべりながらも、決して手を休めずにネタをサクから切り、一息ににぎっていく。
ランチは、ちらしと、にぎり(写真)でいずれも800円。
帰り際、「又来てね、待ってるよ」と人なつこそうな声がかかった。