土曜日の昼時を過ぎたというのに、すごい行列だ。14〜15席程度のカウンターの家系ラーメンの店で並ぶのも久しぶり。余程のものかと思いきや、出てきたものを見ても、食べた感じも驚くといった感想は持たない。
何が行列を作るのか、よく見ていると、その客あしらいの繊細さ丁寧さのせいだと気が付いた。まず、道路の店側に沿って、歩行者の邪魔にならないよう、ひっきりなしに並んだ列を一列に整えようと声をかけている。車道に車が並び始めると店専用の駐車場へ案内する。
次に店内。自動販売機が無く、一人ひとりに注文を聞く。メニューは、ラーメンかチャーシューメンの大・中(写真700円)・並、麺・味・油の好みを聞くがメモも採らずに調理する。2人連れ以上の客には席が離れないように客さばきをするのだが、決して食事をしている客に席を譲らせることもしないし、逆にビールを飲んでいる客や携帯電話をしている客に対して、「ゆっくりやって」「慌てなくてもいいよ」と声をかけている。当然、家族連れや女性客が多く、くつろいだ雰囲気でスープをのんびりすすっていたりする。おや?好みを店員が先にいって確認されている客が・・・そうか!常連がやたらに多いんだ。