世知辛い世の中に堪えられない人々を誘うように養老の滝の赤い看板がじっとうつむいている・・・そんなうら寂しい路地裏の風情のただ中に小川屋がひっそりと中華料理のノレンをさげて客待ちをしているが、駅直近にもかかわらず気配がない。ふと気づくと、人目を忍ぶかのように影がノレンを分け入った。 思いのほか広い店内に常連客がポツリポツリ、黄色い品書きに中華料理店らしい？メニューが並ぶ。 ラーメン　500円。ワンタン　550円。メンマラーメン、モヤシラーメン、サンマーメン、ワンタンメン、ミソラーメン、ワカメラーメン、タンメン、ソース焼ソバ　各600円。ミソタンメン　650円。ネギラーメン、天津メン、ネギミソラーメン、五目ラーメン、ギョーザラーメン（写真）、カレーラーメン、マーボラーメン、冷しラーメン、カタ焼ソバ、チャーメン　各700円。チャーシューメン、肉ラーメン　各750円 麺類だけでもこのラインナップ。ギョーザラーメンは「ヘェボタン」を連押ししそう。（写真１）は「サラダラーメン」。（写真２）はチャーハン。何が出てくるのか。ほとんどイリュージョンの世界。