B級グルメ・ランチスポットガイド lu921〜lu926 | ||||
『お題:ラー博』 | グルメ番組の定番といえば「ラーメン」。 なんたって、庶民的で食べに行きやすそうだし、取材費も割安にできるからだろう。 とはいえ、環八・ラーメン街道とか、札幌ラーメン横丁など、そう簡単には行けるものじゃない。 まさか、毎日は食べられまいと思っても、 結構カラダを壊してまでスープを残さず飲む「隠れラーメンマン」がいたりする。 横浜で全国有名ラーメン店の味があじわえる「新横浜ラーメン博物館」(通称:ラー博)を 「ラー博ゴールデンカードを持つ男」に連れられて訪ねてみることにした。 それから、できれば有名店や専門店もご紹介したいと思う。 |
lu921 / 2000.10 こむらさき (熊本ラーメン) | ||
細くもなく太くもない麺で、ちぢれていない。それにマッチさせるのがコクのあるトンコツスープ。スープの出来は臭みの出かかる熟成やや一歩手前といった味わいがあり、カリカリのニンニクチップのトッピングが香ばしさとともに苦い甘味を口中に残す。チャーシューやメンマに特徴はないのだが、麺の質と量からいえば程よいバランスを保っているといっていい。とにかく、来店する人のほとんどがスープを残していないところに、この店のセールスポイントが伺える。(王様ラーメン800円) | ||
lu922 / 2000.10 マメさん (函館塩ラーメン) | ||
2001年2月までの期間限定で、函館の幻の名店「マメさん」がラー博に復活。麺には北海道日高産のフノリを練りこみ、スープは比内鶏と野菜、魚介類を煮だして中国江蘇省の塩をベースにした白醤油のタレで味付け、そこに秘伝の焦がし背脂が散らしてある。さて、食後感はどうかというと、麺とスープのバランスはいいものの、しょっぱさからスープは残りめ、背脂にいたっては本当に惹き立て役になっているのか疑問になった。色取りに添えた花麩も残す人が多いようだった。(塩ラーメン800円) | ||
lu923 / 2000.11 純連[すみれ] (札幌ラーメン) | ||
とにかくいつ行っても並んでいるのが「すみれ」。他の店へ浮気しようなどと考える人がいないんじゃないの?と思えるほどだ。特徴は、濃厚なスープをベースにした味噌(もちろん塩、醤油もあるが)と隠れた細かなチャーシューとにある。その上、麺が絶妙なハーモニーを奏でている。そして、上層を占めるめちゃ熱い脂も強烈なインパクトを与えている。ほとんど舌を火傷しそうなほどの熱さ。ただし、通人曰く「札幌に比べればぬるい」とのこと。回転を早める智恵なのかも。(味噌ラーメン900円) | ||
lu924 / 2000.12 一風堂 (博多ラーメン) | ||
赤丸、白丸といっただけで「一風堂」と答えられればラーメン通と言える。正しくは、赤丸新味、白丸元味といい、男が赤丸、女が白丸を食べると幸せになれるらしい。赤はこってり豚骨スープで、白はさっぱり豚骨スープ。これに、テーブルに置かれた紅しょうが、からし高菜、白ごま、生にんにくをお好みでトッピングする。さらに、博多名物めんたいごはん350円と一口餃子10個500円を組合せ、スープが4分の3残っていれば、替玉150円をお替りする。それで完璧に一風堂フリークと化す。純連の次に並ぶ店なので要チェックしたい。(赤丸780円)惜しまれながら2001年6月4日に閉店した。 | ||
lu925 / 2001.03 通堂 (新沖縄ラーメン) | ||
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lu926 / 2001.05 新福菜館 (京都ラーメン) | ||
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