ティファニーで昼食を B級グルメ・ランチスポットガイド lu951〜lu953
『お題:カレー』 子供が毎日でも食べたいというものに、カレーライスがある。
カレーといっても、発祥の地・インドのものとは似ても似つかないものだが、
10人10色のとおり、誰でも我が家のカレーには、皆こだわりがあるようだ。
このたび、横浜・伊勢佐木町に「横濱カレーミュージアム」ができた。
熱しやすく冷めやすい横浜市民にどう受け入れられるのか注目してみたい。
ついでに、市内のカレー専門店もご紹介したいと思う。

 lu951 / 2001.03 エチオピア (インドカレー)
 晴天にもかかわらず混んでいなかった(でも、パク森、スパイスの秘境は20分待ち。土・休日はどこもメチャ混み)。中でもここは4人並んでいただけなので即入店。カレーミュージアム全体にいえることはラー博を手本にしているせいかコスチュームに凝っている。コスプレが好きな訳ではないが、エチオピアはブルーのロングに白いエプロンが眩しかった。辛さが甘口から大辛口まで5段階。まず突出しに小さな茹でジャガイモが出てシャレている。調理場を見ていると、1人毎に鍋でルーと合わせている。辛さは仕込みの際のスパイス缶を振出す回数らしい。出き上がりはビックリの大盛。満腹になったが、これでもかと入っているクローブ(丁子)に慣れないせいか、店を出てからしばらくは胸にくるものがあった。食べるならハーフサイズのあるチキンカリーにしよう。(ビーフカリー辛口900円)
 lu952 / 2001.03 ぐーるMAN (よこすか海軍カレー)
 20人ほども並んでいたが、意を決して並ぶこと20分で入店。1人当り1分と計算するとよさそうだ。ぐーるMANはエレベータを出ると真正面にある。ポッカリとドアの明りが見えるので入ろうとすると、ドアの影から左にズラリと並んでいるので注意したい。売りが海軍カレーだけに、女の子のコスチュームは軍服風になっている。けれど、どう見ても市電の車掌さんに見えてしまい、懐かしくなってしまった。海軍カレーはポテトコロッケが2個のっているほかはただただありがちなカレーライス。量もいたって普通。正直いって900円は高い。横須賀が始めたブランド(舞鶴でも評判になったけど)だけに、やらずぶったぐり精神には横須賀出身の私だからこそ納得できた。ぐーるMANカレーというのもあるそうだが、同じルーを使っていそうなので推奨したくない。(よこすか海軍カレー900円)
 lu953 / 2001.03 ハヌマーン (インドカレー)
 港の町並みを模したカレーミュージアムにはいろいろな仕掛けがあって、結構楽しく時間を過ごすことができる。入場無料というのも気がきいている。遊んでいるうちに昼時のピークとなり、めちゃ混み始めた。慌てて入ろうとしたが今日はどこも並んでいる。グルリとまわってみて、5人しか並んでいないハヌマーンに決めた。入ってみると装飾の気分はインド。コスチュームは謝恩会を思わせる矢絣に黄色いエプロン、緑の大きなリボンがアクセントになって気分は明治だ。驚いたことに調理場には本場インド人。ウェートレスの一人もインド人で、2度ビックリ。そこで飛び交うのが「いらっしゃ〜ませ〜」とか「○○ふた〜っ」とか「ありがとござました〜」とか魚河岸風のかけ声なのでそのミスマッチのすごさに思わず笑えた。カレーは本場だけにスパイスのメリハリが効いていて、特にカルダモンにはマイッた。チキンカリーが一押しかもしれないが、量が余りにも少ないので、ハーフは期待薄。(マトンカリー中辛900円)