No.115
 フレンドシップデイと称して基地開放が行われる。最近は、テロに対する警戒感もあって、物々しい警備の中でイベントが開催される訳だが、根っから陽気な国民性もあって、お祭り気分を盛り上げようとするサービス精神には好感が持てる。具体的な日程や内容の公表は寸前にならないと判らない。2004年はこんな感じだった。
 横須賀中央駅を下りると人の波はゾロゾロとアメリカ海軍横須賀基地に向って歩いている。三笠通りを進む人々は正面ゲートへと向かい、大滝町通り右手を行く人々は三笠口通用ゲートに向かう。土嚢を積み上げ、分厚い防護服を身にまとった兵士から、初めて入場場所を知らされる。そちらに向かうと長蛇の列が続き、手荷物&ボディチェックまで30分待つことを告げられる。朝早かったから30分で済むが、とにかく炎天下ただただ列につく。チェックを済ませ細い通路を行くと基地に入る。会場案内のチラシを受取り、あとはお目当ての場所に向かう。行動パターンは3つ。夕刻横須賀市と共同開催される花火大会の場所を確保して、酒盛りや昼寝を始めるグループ。遊具や物品販売エリアを抜けて友好野球試合を観戦に行くグループ。艦船の見学に向かうグループ。艦船見学は約1時間30分の待ち時間。炎天下じっと立って列の進むのを待つ。今度は厳重なチェックで、凶器になりうるものはすべて指定された箱に置いていく。15人程度のグループ毎に兵士に連れられてミサイル駆逐艦ジョンSマッケーンに乗船する。上部甲板を誘導されるまま1周する、ほぼ5〜10分。あとは物品販売エリアで、グッズやアンソニーピザを買ったり、食事をする。
長蛇の列
入場チェック
なんとか入場
混雑もこのとおり
要所は警備が厳重
猿島が見える
ここから先はオフ
バルーンクラウン
アンソニーピザ屋
古そうなタンク
熱さに水を買う
ミサイル駆逐艦ジョンSマッケーン
銃口は下を向いている
展示も?
幹部紹介パネル
兵士に引率される
銃座
記念撮影もOK
船首
下船
マクドナルド基地店
店内
飾りもハデハデ
基地内レストラン
兵士の出店
とにかく大ざっぱ
三笠公園
 延々と列に並んで待った割には、見学内容も簡単で、あっという間に終わってしまった。帰りも入場ゲートと同じ場所だったので三笠公園と記念館三笠も見学して帰路についた。
モニュメントと猿島
記念館三笠
ブリッジからの眺め
側面
天皇の褒章状
大破した三笠の写真
長官室
映画の上映
東郷元帥遺髪