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 地方空港が整備され、新幹線が延伸するにつれ、いつか寝台列車が無くなってしまう気がする。カタタン、カタタンという哀愁を帯びた3段寝台の上段に乗ったときの窮屈さが、辛くもあり、懐かしくもあるのは、そんな希少性からくるものなのかもしれない?さて、サンライズエキスプレスはおしゃれだ。ブルトレをイメージして乗車したとき、岡山を通るためか「桃」を思わせるような面構えと木目調の内装に、カルチャーショックで立ち眩みがした。それもほとんどがシングル個室で、なおかつ禁煙なのだ。上部個室なら空まで見える大きな窓が素晴らしい。願えれば、東京を21:00出発にしてくれると眠るのが遅くなるから、検札で起こされることもないし、夜景の町を眺めながら旅情も味わえる。
○東京駅22:00〜10:05出雲市駅
JR寝台特急(東京>22::23横浜>06:27岡山>09:09米子>09:36松江>出雲市)
客室(大阪方面)
客室(東京方面)
客室キー(左:通路側・右:内側)
丹那トンネル
本当に小さなミニサロン
岡山を行く
岡山での切り離し
米子駅到着
食   事
 これは困った。売店はないし、車内の自販機はすぐ売り切れる。車内持ち込みをして飲んだり食べたりするのはいいけれど、決して進行方向に頭を向けて寝てはいけない。在来線を行く寝台列車だけに揺れもあるし、停車進行を繰り返すので乗り物酔いしやすくなる。とにかく岡山でなんとかと思いきや、駅のキヨスクにはサンドイッチしかない。ミニサロンで弁当販売があるというので、行ってみると長蛇の列。やっとのことで自分の番になったら売り切れ。弁当もサンドイッチも10個程度しか積み込まなかったらしい。サンライズ開業当初は専用パッケージのお弁当があったから、思わぬ誤算となってしまった。結局、朝食は下車した米子駅構内の吾左衛門で山菜蕎麦と鯖寿司のセットを食べた。著名人の色紙がある。お手頃で美味かった。
サンドイッチ
在りし日のサンライズ弁当
こんなに豪華だった
店  舗
色  紙
蕎麦セット