<東 京>
★ 目黒雅叙園 http://www.megurogajoen.co.jp
 まえまえから「行ってみた〜い、泊まってみた〜い」を連発していたのだが、旅行代理店の取扱いは一切ないので困った。聞けば直接予約するしかないという。しかし、「雅叙園といえば婚礼」「婚礼といえば雅叙園」というくらい有名だから、婚礼の予約の入る1年前から半年前には地方から呼び寄せた親族の宿泊で満室になってしまうのだった。それにファミリークラブという会員制度があっていろいろ優待されるからかなわない。インターネットで予約に挑むこと数回、和室なら空きがあるという返事をもらい、念願のお泊りとなった。それもインターネットプラン1泊2食1人2万9千円。1室80平方m、正規室料9万円に泊まれて、あの旬遊紀で中華料理のディナーコースが味わえるのは超お得。午後2時のチェックインに早々と出かけると、なんと予約時にこだわっていた洋室を用意していてくれた。ただ、禁煙室の希望には「当方の客室には禁煙室はございません。今までクレームのついたことがありません。ぜひ客室をご覧になってお決めください」というお答え。行って納得、見て納得、なんと想像していたよりも部屋が広く、空調も良好、見えないところに脱臭剤まである。よっぽどのヘビースモーカーでもない限り臭いの付きようがなさそうだ。とにかく部屋から出たくない気分で、お風呂も満足。かといって、第2目的の雅叙園見学も済まさなくてはと探検を開始。それはそれは筆舌に尽くしがたい驚きの連発で、美術品ともいえる装飾には一日見ていて飽きない。それに婚礼やパーティーに訪れる人の表情をラウンジでお茶を飲みながら観察するのも結構面白い。願わくば平日の昼間、宴会場などの利用がない限りどこでも見学させてくれるというので、あらためて泊まりに行こうと決めた。さて、旬遊紀の食事だけど、やはりフカヒレスープが良かった。ただし、宴会や婚礼を数こなしているためかサービスが忙しなく丁寧さに欠けた。横浜インターコンチの馬華馬留と比較するのがいけないのかもしれないが、もうちょっとお客さんの会話や食事のペースを考えて欲しかった。最後に、別棟・旧雅叙園の保存建築群は特別公開日でしか見学することができない。さもなければハトバスツアーに参加するしかないのだが、新館の建築・装飾コンセプトを考えると、ぜひ見逃す手はないと思う。とにかく1度は泊まっていただきたいホテルです。

外観

入口

ロビー

大門

フロント

エレベーターホール

通路

リビング

客室全体

リビング

寝室

浴室

眺望(夜)

眺望(朝)

ロビー

大門

バンケット通路

トイレ入口

結婚式

滝の裏から
夕食と朝食を見る