<東 京>
★ 第一ホテル東京シーフォート http://www.seafort.d-h.co.jp/head.htm
 天王洲アイル駅を降りて、ちょっと迷った。似たようなビルが林立して、まったく方向を見失い、パンフレットでは当てにならず、ただただ標識の矢印が指す方向へと歩いていく。しゃれた店舗の並ぶ通路を奥まで行くと、豪華マンションと見紛うばかりの入口にたどり着いた。一見の客が多いせいかこちらから声をかけない限り、フロントからは声がかからないらしい。しかし、チェックインは至って丁寧、禁煙ルームもすんなりエントリーできた。ところが、夕食の予約が難しかった。最上階のレストランは婚礼の貸切優先で、ほとんどの土日祝日は空いていないというし、1階のグランカフェでさえ、窓際は満席、奥まった壁際しかないという。どうりで、さっきからウェディングドレスやタキシード姿が目についていて、よくまあ相手を間違えないな?と感心するほどエレベーターホール前は大混雑だった。それならばと、天王洲アイルのレストランをチェックしに出かけてみた。ところが、さくら水産とか、杵屋とか、さぼてんとか、そじ坊とか、和民とか、どこにでもありがちな店がひしめいている。で、つまるところ「焼肉名菜・福寿」で食べ放題の焼肉のやけ食いをした。これが結構良質の肉で味付けも良く、結果的に大満足してしまったのだから、世の中何がどう転ぶかわからない。
 さて、客室については、さして特徴的なものがない分、不満を感じるようなものもなかった。あえていうなら、ミニバーの小瓶のお酒やインスタント茶漬、カップラーメンにうっすらとホコリがかぶっていたこと。じ〜っと眺め回していたら、奥まったグラス類も何日かそのままに捨て置かれていたような曇り気がある。ということは・・・・。余計な詮索はやめて、外を眺めると、眼下にはレディクリスタルという大型クルーザーがイルミネーションを輝かせながら桟橋に帰ってきた。遠く羽田空港の方では、光跡を残しながら次々とジェット機が降りてくる。首都高の車のランプや東京モノレールも緩やかで連なりのある光が流れていた。朝、海にキラキラ反射する太陽の光。外へ出て運河沿いのウッドデッキへ出ると実に清々しかった。

外観

入口

フロント

ウェディング

通路

客室

眺望(クリスタルヨットクラブ)

眺望(羽田空港側)

眺望(客室の窓)

眺望(夜:クリスタルヨットクラブ)

眺望(夜:羽田空港側)

グランカフェ夕食時

ホテル前広場

焼肉食べ放題

グランカフェ朝食時

海に反射する朝日

朝食

ホテル前遊歩道