ティファニーで昼食を B級グルメ・ランチスポットガイド lu061〜lu080

 lu061 / 1999.11 ラシェット (横浜市中区相生町5-80)
 嘉門達人の歌に「ボンゴレ(おんどれ)なめとんのか!」というのがある。ここは、まさしくそれ!看板に、メイン+バン、サラダ、デザート、コーヒーとある。スパゲティーやピザをメインというのだろうか?スパゲティーを頼んでみると、あらかじめ茹でてあるものを冷蔵庫から出し、ザルで湯に潜らせてから炒めて出した。それも調理人は、首に電話を挟んで話しながら仕事をする。当然、パンは付いてない。デザートは、チョコレートタルトだが、薄すぎて、チョコレートタオレトル・・だった。(Aランチ・ボンゴレ1050円)
 lu062 / 1999.11 なかやま (横浜市中区太田町1-18)
 常夜灯風の看板が目立っている。日替りランチは「昔のお母さんの味・カレー」だった。一見PTA風で花柄模様のエプロンを付けたお母さん2人がいた。50年配と見えたが「昔のお母さん」にこだわっているらしい。 出てきたカレーは、じゃがいも、人参、玉ねぎと具が多い。学校給食を想像したが、ジャワカレー味だった。それに小鉢が6品付く。きんぴらごぼう、青菜の胡麻和え、山菜の油炒め、ポテトサラダ、じゃこの佃煮、ぶどう豆。健康に気を配っている方にお薦めだ。常連に女の人がいる店。(カレー600円)
 lu063 / 1999.11 夜ごと屋 (横浜市中区太田町2-32)
 メンコロ(メンチ&コロッケ)、イカコロ(イカフライ&コロッケ)で有名だった「山路」の跡にオープンした。いくら鮭丼のいくらはその場でさらっと醤油に混ぜたもの。鮭はルイベではなく、焼甘鮭の半分に折ったもの。デジカメで撮ったら「もうちょっと盛りを良くすればよかったかな」とカウンターの向うから聞こえてきた。まわりを見れば、鮪のユッケ丼か、鶏てりやき定食だった。帰りがけに「山路」の人気メニュー「味付コロッケ」の話をした。次に期待しよう。(いくら鮭丼800円)
 lu064 / 1999.11 こだわりやま (横浜市中区真砂町2-12)
 「こだわりやま」は「こだわりや」と同じ、居食工房チムニーのグループチェーンという。何をこだわっているのかというと、飲み物には、地ビール=御殿場高原ビールを扱い、料理には、こだわりの地鶏(どこ産なのか判らない)を使う。とにかく何でも「こだわり」という形容詞がついている。ランチの内容は悪くないと思うが、多分に店の採光の暗さと、何をこだわっているのかピンと来ないのが原因と思われる客の入りだ。日替り定食は8種ある。味も内容もまあまあだ。(日替り定食730円)
 lu065 / 1999.11 coco壱番屋 (横浜市中区本町2-18)
 季節メニユーにあった「サンマの竜田揚げカレー」は変わっている。通常メニューには「牛しゃぶ」と「納豆」まである。普通は中辛が標準で、ご飯も300g。これが、1辛だと「口中ボーボー、三口でシャックリ」、2辛だと「汗はタラタラ、耳までマッカ」となり、5辛となると「全身ガクガク、三日はキケン」、それ以上になると「内臓破裂、医者の紹介いたします」となる。OLはほうれん草カレー550円若い人はチーズカレー550円を頼み、イカサラダ(野菜サラダに揚げたてイカリングを乗せたもの)380円を追加している。ライスの分量表によると、600gが女性の、900gが男性の一般的な限界。1300gを20分で食べると無料になる。(牛もつカレー550円)
 lu066 / 1999.12 駒 (横浜市中区相生町5-89)
 入口は威圧するような白木の建付けで、無造作に活けられた花が「ここは高いぞ!」といっている。カウンターの中では若い衆が2人こまめに働いている。真中には親方風のガッチリ睨みをきかした男が1人。親方は黙々と夜営業のネタの仕込みをしていて、常連のお客が声をかけたとき意外に眉一つ動かさない。ランチは若い衆の修行を兼ねるらしく、どんなに忙しくとも、親方は手伝わない。ほとんどの具は仕事がされていて、タッパーウェアから手品師よろしく次々に盛りつけられる。(桜・五目寿司と刺身900円)
 lu067 / 1999.12 イタリーノ (横浜市中区福富町仲通4-4)
 イタリーノは、知る人ぞ知る洋食屋だ。ランチどきになると並ばずして食べることはできない。当然相席。今日のランチは税込みの500円なのに、チキンカツが2個、エビフライが3個、針のような細切りのキャベツひと掴みにスパゲティーで皿から溢れんばかり。ランチ後のコーヒーなどを頼むヤツは出入禁止。ここのいち押しは「マカロニグラタン」。ぜひ食べて幸福感に浸って欲しい逸品。家族の絆と「リス印マーガリン」が安さとボリュームを守っているに違いない。(ランチ500円)
 lu068 / 1999.12 英印主館 (横浜市中区真砂町3-28)
 その昔、エース館はセンタービルの地下にあった。インドの絵と10段階の辛さはかわらない。天井からはランプ様の金属塊がたくさん下がっている。異様といえば異様。インド風と思えばインド風なのだが、主人夫妻もちょっと雰囲気が妙。ちなみに「標準」的な辛さを「並口(なみくち)」という。日替りは「フライドチキンタマタール」だった。スラッと注文できればいいが、気負いすぎて「フライドチ」で息継ぎしてはいけない。ちなみに「タマタール」は、野菜や果物をミキサーにかけて煮たもの。(日替りランチ945円)
 lu069 / 1999.12 てんや (横浜市中区伊勢佐木町2-95)
 秋味丼は季節限定メニュー。しゃけ、ほたて、えび、しめじ、ししとう、かぼちゃが乗っている。てんやは注文を聞いてから天ぷらを揚げる。できたてアツアツで、タレの具合もちょうど良い。フノリと油揚げの入った味噌汁が付いててお得だ。まわりを見渡せばほとんど天丼(えび、いか、きす、野菜2品)490円を食べていた。上天丼でも540円だ。(秋味丼690円)
 lu070 / 1999.11 七味亭 (横浜市中区住吉町5-60)
 lu056「わさび亭」の対面。前回、内装や看板をいじっているなと思ったらいつのまにか新しい店ができていた。鳥の串焼き専門だそうだ。ランチは、鳥そぼろ、チキンカツ、焼鳥、鳥彩々の4種の弁当。いずれも菱形の器に盛付ける。鳥彩々は他の3種(鶏そぼろ、チキンカツ、焼鳥)を少しずつ盛り合わせてある弁当でボリュームがある。ただし、トッピングする具を温めるのに、チンチン電子レンジを使うのだけは勘弁して欲しい。(鳥彩々弁当780円)
 lu071 / 1999.11 味 (横浜市中区住吉町3-30)
 寿司ランチ(にぎり)、味ランチ(天ぷら、焼き魚、刺身)、海鮮ランチ(ちらし寿司2品、サラダ、焼き魚)がある。お客さんが余りいないので、1000円クラスのランチのよしあしは掴めなかった。ネタはまあまあだが、ちょっと淋しい。板前さんがひまそうにタバコをくわえていた。(寿司ランチ850円)
 lu072 / 1999.12 夷亭 (横浜市中区山下町45-2)
 ランチは、牛タン、カルビ、地鶏、焼き野菜、漬物、味噌汁、ライス。4人掛けのテーブル席のみしかないので、昼時は基本的に相席だ。そこで、焼肉が混ざったり、箸がニアミスしないよう丸コンロがステンレス板で十文字に仕切られ、現代の人間関係を象徴しているかのようだ。当然、昼時は混雑。100円でランチビールが付く。(焼肉ランチ800円)
 lu073 / 1999.11 ペッパーランチ (横浜市青葉区あざみ野)
 案内では、浅草や行徳、小岩、神田、押上、亀戸などにチェーン展開しているらしい。斬新なメニューの割に、支店のある街がシブすぎる。首都圏外では、青森・八戸店ただ1店というのもスゴイ。ビーフペッパーライスは、アツアツのステ−キ皿にご飯とペッパーバターとソースが入り、コーンとネギが乗って、牛肉がまわりに飾られる。石焼きビビンバの如く、で丹念に混ぜ合わせて食べる。味はテーブルのカレーソースかステーキソースで調整する。妙味だ。(ビーフペッパーライス640円)
 lu074 / 1999.11 四季の家 (横浜市青葉区寺家町)
 横浜市北西部に寺家ふるさと村がある。その中心にビジターセンターとして「四季の家」がある。駐車場が広く近郊から人の訪れが絶えない。隣接する食堂はファミリーレストランのようだ。近所の主婦で運営されている。表には、ごてごてとサンプルが並べられ、決して美味そうに見えない。本日のランチは、太刀魚の唐揚げ、メジマグロ・イナダの刺身。思いのほかボリュームがあって美味い。ただ素人くさいだけだ。昼は満員だそうだから利用時間に気をつけていこう。(本日のランチ900円)
 lu075 / 1999.11 横濱家 (横浜市青葉区奈良町)
 「幻の味、究極の旨さ、ここが噂の横濱家」というキャッチフレーズで、雨後のタケノコのように店があちこちに立ち始めた。こどもの国周辺で歩き回っていたら、やはり横濱家があった。おきまりの黒づくめの店員から注文を聞かれ、シンプルなラーメンにした。こてこてのスープ、煮玉子、やわらかなチャーシューに特長がある。スープはたいがい飲み切りの人が多く。吹き出る汗と口にまとわりついたスープを拭くためのティッシュが黒い箱に入っている。(ラーメン600円)
 lu076 / 1999.12 ぜんきあん (横浜市中区長者町8-123)
 数限定。定食500均一。和洋各種。と傾いたサンプルケースにある。伊勢佐木町全盛の名残を漂わせる松竹映画館の前。パンとケーキの店だった「ぜんきあん」が1階の店を閉め、2階で細々と喫茶店をしている。昼時にはポツポツと常連が現れ、みのもんたのおもいっきりテレビを見ながら穏やかな日差しを受けて定食を頼む。おふくろの味の定食で、ほどよい味と量だ。ご主人のいれるコーヒーは200円(かつとじ定食500円)
 lu077 / 1999.12 CAT’S (横浜市中区真砂町2-12)
 退職を契機に、食堂を経営してみたいという夢を実現させたというのだが、なにせ素人の商売。退職金は店を出す賃貸料や改装費にほとんど消えてしまい。事前に他の店で修行していた訳でもないから、店に入ると一瞬たじろぐ雰囲気を持っている。聞けば今日の売上げが明日の仕込み費用だとか。メニューは友人のアドバイスもあり3品。味噌汁、ご飯おかわり自由のランチ。本日はカルビ丼、さわらホイル焼き、ナス入りミートソースのいずれか。オススメをくださいといったらサバの塩焼きが出てきた。(日替りランチ600円)
 lu078 / 1999.12 野毛おでん (横浜市中区吉田町2)
 横浜でおでんといえば「野毛おでん」というくらい定番中の定番。なぜおでんに人気があるのかと思われる節もあるだろうが、ひとえに話好きのご主人の愛想の良さと、こだわってますといわんばかりのメニューにある。夜もおでんをつついて一杯というお客さんであふれる。でも雰囲気だけなら昼時が実に手頃でいい。大根と玉子をどう食べるかがポイントだ。(おでん定食650円)
 lu079 / 1999.12 登良屋 (横浜市中区吉田町2-3)
 今日はリッチに「天ぷら」といって庶民が訪れる店。それが登良屋だ。店に近づいただけでゴマ油のいい匂いが辺りに漂う。のれんがあるから入口と思って、角に面したがらり戸に手をかけると開かない。そう知る人ぞ知る登良屋の「謎」である。脇の道に面した戸から入る。丁寧に仕込んだネタをキツネ色に揚げる。キス、エビ、イカ、穴子、しし唐、ハス。見た目は軽そうだが、結構なボリュームだ。(天ぷら定食1500円)
 lu080 / 1999.12 コパカバーナ (横浜市中区常盤町2-10)
 横浜信用金庫の裏のビルの地下にあったのが、裏路地ながら表に出てきた。当然、ハンバーグが定番メニューだ。ほかに日替りランチがあるが、やはりハンバーグがオススメだ。サラダもボリュームがあり、箱弁に入って出てくる。備付けのふりかけはかけ放題。食後を見計らってコーヒーがでてくるのだが、こだわりの喫茶店だけにいい香りでゆっくりくつろげる。だから、正午近くに入ったお客さんでランチタイムは空席が出ない。(ハンバーグランチ900円)
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