10













18


15





















10






































10
































15
















10:00
12:00
15:00
17:00
18:30

地図でコース確認(ここをクリック!)
JR石川町駅〜イタリア山庭園(徒歩10分)
  横浜駅で待合せた場合、JR京浜東北・根岸線(3番線)に乗って「石川町駅」で降りる。ホームを進行方向(丘側)に向って進み、階段を下ると改札口が見えてくる。
  駅ホームから見上げると、ちょうどJR線トンネルの真上にイタリア山庭園はある。
  一部坂道や階段があり、石畳歩道も多いので、履き慣れた靴で出かけよう。それから、旅行カバンを下げて散策するのは避けた方がいい。なお、徒歩時間は、ゆっくりペースで推定した。
  階段を下りて、正面の改札を出てから左手に向かい、堀割川沿いの道を進んでいき、地蔵坂から斜め左の真っ直ぐな階段を上っていくと、遠回りながらも山下から山手に至る、なんともいえない風情が感じられるコースになる。
  階段を下りて、右側の改札を出、裏手の「ひらがな商店街」という路地を進み、石川町駅郵便局の角を曲がって、大丸谷坂を上る。すぐにイタリア山庭園の小さな門にたどりつく。急ぐ場合は、このコースの方が近い。
イタリア山庭園〜山手公園(徒歩15分)
  正門を出て、車道沿いの歩道を進むと、山手本通りに出る。緩やかなカーブとアップダウンの尾根筋らしい、散策向きの道がつづく。
  横浜山手女子高等・中学校の正門を過ぎると、正面にカトリック山手教会の尖塔が見えてくる。その前の交差点を右に折れると、歴史あるフェリス女学院のキャンパスを横目に、深々とした緑の中から軽快なボールの弾ける音が聞こえはじめる。大きなヒマラヤ杉の間に日本のテニス発祥の地・山手公園のテニスコートが見え隠れする。当時の西洋人たちが社交の場として、テニスに戯れ、ピクニックを楽しんだように、公園の草地にシートを広げて、持参したお弁当で少し早めの昼食にしよう。
山手公園〜カトリック山手教会〜ベーリックホール(徒歩15分)
  山手公園から来た道を引き返し、カトリック山手教会を後にして、緩やかなカーブの先に見える大きなヒマラヤ杉と重厚な建物がフェリス女学院高等・中学校だ。「フェリス」といって思い浮かべる光景は、ここの場所に相違なく、山手西洋館散策の途中でカメラのシャッターを切る人が絶えない。フェリスの建物を背景に女性を撮ると、品よく見えるのは、「神戸西洋館+芦屋のお嬢様」的着想に似ている。以前よく映画やテレビドラマのロケに「横浜」のイメージとして使用された「代官坂」は、今は殺風景な駐車場と似つかわしくない住宅が建ち、電信柱や立看板、ガードレール・・・遙か先にマリンタワーはあるものの、立ちはだかるビルに押されて苦しそうだし、第一、港が見えなくなってしまい、立ち止まる人もいなくなってしまった。都市景観とはそういうものだと知りつつも、寂しい。道が少し上り始めると左手にベーリックホールが見えてきた。
ベーリックホール〜エリスマン邸〜ブリキのおもちゃ博物館(徒歩9分)
元町公園 えの木亭 山手234番館
山手聖公会 ヨコハマ猫の美術館
  イタリア山庭園ができる前の「山手」は、港の見える丘公園と元町公園とに挟まれた三角地帯を中心に整備されてきた。そのため、ベーリックホール、エリスマン邸、えの木亭、山手234番館、山手聖公会、山手資料館、山手十番館、山手外国人墓地、岩崎ミュージアム、イギリス館、山手111番館、大佛次郎記念館、県立近代文学館と、貴重な建物や資料館が集中しているのが特色となって、山手らしい景観を見せている。
  これらの施設でティータイムを楽しめるのは、エリスマン邸、えの木亭、山手十番館、大佛次郎記念館の4施設。風致地区のため、食事の提供が軽食類に限られているので注意したい。
ブリキのおもちゃ博物館
ブリキのおもちゃ博物館〜山手外国人墓地〜港の見える丘公園(徒歩15分)

山手外国人墓地
山手資料館 山手十番館
岩崎ミュージアム 県立近代文学館 山手111番館

港の見える丘公園
  横浜には「ミナト」という冠詞がつく。高度経済成長期の大動脈・物流のターミナルは港湾施設、つまり「港」が都市発展・経済発展のカギを握っていたころ、全国のどの都市も、無機質でごちゃごちゃとした「港」を建設していたにもかかわらず、横浜だけは消費都市に一番近い「ミナト」を市民に開放していた。それもコツコツと景観を考えながら整備していたのだ。それが今、トレンディ気分で恋をする東京とは違う、静かにお互いの気持ちを確かめるためのデートスポットとして、いまだに不動の位置にいるのだと確信している。
イギリス館 大佛次郎記念館 バラ園
港の見える丘公園〜マリンタワー〜山下公園〜シーバス乗船場(徒歩18分)
フランス山は工事中 谷戸坂の途中にある江戸千代紙の「いせ辰」 山下公園通り
  山手の西洋館をじっくり見て回ると1日がかりになる。山下公園に着くころには、夕闇が迫ってくる。あちこちのイルミネーションもまたたきはじめる。山下公園に面したホテルやレストラン、あるいは中華街で食事するのもいいし、シーバスに乗って、みなとみらい21エリアで夜景を背景に語り合ったり、横浜駅周辺でショッピングを楽しんでみるのもいいと思う。
  ただし、相手の体調に気を配るのも忘れずに・・・Good Luck!
横浜人形の家 山下公園 ホテルニューグランド マリンタワー
  この散策コースに、元町ウィンドウショッピングと中華街での昼食を加えたい場合は、フェリス女学院高等・中学校の間にある路地(右の写真)に入って、階段を下りていくと近道できる。ほぼ元町商店街のアーチ付近(石川町駅側)に至る。商店街を3分の2ほど進むと左手に堀割川にかかる前田橋があり、渡れば色鮮やかな朱雀門(下の写真)をくぐって、中華街・南門シルクロードに入る。戻りも朱雀門を目指し、前田橋を渡って元町商店街に入り、元町公園の案内標識が見えたら黙々と坂を上っていこう。山手本通りに出ればOKだ。
  見学ポイントは、下のコース表のとおり。他の施設は外観のみを背景に写真を撮る程度にしておこう。時間を守れば、JR石川町駅を午前9時に出発して、午後6時ごろには山下公園に到着する。坂の上り下りを考慮して、各ブロック単位にお茶や休憩タイムを入れた。ブリキのおもちゃ博物館と大佛次郎記念館では、それぞれ入館料・大人1人200円が必要となる。大佛次郎記念館は文豪の資料館として格調が高い(?)ためか入館者が少なく、古いながらも豪華な室内にある制作費1脚15万円する椅子に座って2人きりでゆっくりと話ができるので穴場だ。ただし、冬期は午後5時閉館なので注意したい。






10









18






*


30

20







*


60

20






















*


30








10













*


30








15











1時間 3時間 2時間 1時間30分 ご自由に

地図でコース確認(ここをクリック!)