明治35年「国勢調査に関する法律」制定公布。 日露戦争の講和、第一次世界大戦を経て、欧米列強と統計的に肩を並べるべく、 大正９（西暦1920、皇紀2580）年10月１日午前零時を期し、 帝国版図内（下図参照）において、第１回国勢調査が施行された。 その調査の一部始終が「国勢調査記念録（大正11年10月15日刊）」である。

緒　　言 世　　帯 不在の世帯主 世帯主及申告義務者 一般記入に関するもの 記入ノ範囲 申告書欄外記入に関するもの 氏　　名 記入訂正に関するもの 世帯ニ於ケル地位 国勢調査員に関するもの 男女の別 施行規則第九条に依り処理すべきもの 出生の年月日 市町村長の管掌に属するもの 配偶の関係 知事及市町村長の管掌より除外するもの 職業及び職業上の地位 乞食浮浪人等の調査に関するもの 出生地 天災事変に関するもの 民籍別又は国籍別 水面調査に関するもの 雑　　類

緒　　言 東京府 三重県 岡山県 京都府 静岡県 広島県 大阪府 岐阜県 山口県 神奈川県 宮城県 香川県 長崎県 岩手県 愛媛県 新潟県 青森県 高知県 埼玉県 秋田県 福岡県 群馬県 石川県 佐賀県 茨城県 富山県 熊本県 栃木県 鳥取県 宮崎県 奈良県 島根県 鹿児島県